アカデミックCVを自動で作る
ORCIDでサインインするだけで、研究業績が自動で揃います。
アカデミックCV(学術的履歴書)とは、研究者が自分の学術業績を網羅的に記録した文書です。論文・著書・学会発表・競争的資金・特許・受賞・査読歴・指導学生など、あらゆる研究活動を時系列で記載します。就職活動用の履歴書とは異なり、ページ数の制限はなく、研究者としてのキャリア全体を正確に伝えることを目的とします。海外の大学・研究機関・グラント申請では「CV」という呼称が標準です。
SigmaCV は、このアカデミックCVを自動で生成するオープンソースのウェブツールです。ORCID iD でサインインするとORCIDの公開レコードとOpenAlexのデータベースから業績を取得し、識別子(DOIやORCID ID)による照合を行うため、同姓同名の他の研究者の論文が紛れ込む心配がありません。日本語名・漢字名など非ラテン文字のお名前でも安全です。
- ORCID・OpenAlex から業績をID照合で取得——同姓同名の混入なし
- PDF・DOCX・LaTeX・Markdown で書き出し、または公開URLで常時更新
- NIH バイオスケッチ・ERC・UKRI R4RI など主要フォーマットにワンクリック対応
SigmaCV でアカデミックCVを作る4ステップ
- ORCIDでサインイン. ORCID iD をお持ちでない場合は事前に無料登録できます。SigmaCV はORCIDの公開APIを通じてあなたのレコードを読み取ります。Googleアカウントやメールアドレスでのサインインも可能です。
- 業績を自動取得・確認. SigmaCV がORCIDとOpenAlexから論文・発表・競争的資金などを自動的に収集します。「自分の業績ではない」と判断した項目は非表示にでき、逆にDOIを直接入力して追加することもできます。
- フォーマットとスタイルを選択. CSL(Citation Style Language)に対応した任意の引用スタイルを選べます。著者リスト内の自分の名前をハイライト表示する機能も搭載。NIHバイオスケッチ・ERC・UKRI R4RI などのフォーマットにもワンクリックで切り替えられ、いつでも元に戻せます。
- 書き出しまたは公開URLで共有. PDF・DOCX(Word互換)・LaTeX・Markdown・BibTeX 形式でエクスポートできます。公開CVページを有効にすれば、URLを共有するだけで常時最新の業績リストを閲覧者に提供できます。
なぜ SigmaCV か
研究者が最も困るのは「また業績リストを手で更新しなければ」という繰り返し作業です。SigmaCV はOpenAlexと連携して新しい論文を自動検出し、CVを常に最新の状態に保ちます。指標(メトリクス)の表示はオプトイン制で、デフォルトではオフです。表示する場合も DORA 宣言に沿ったフィールド正規化指標のみを採用しており、インパクトファクターは一切表示しません。
プライバシーへの配慮も徹底しています。公開する項目をフィールド単位で設定でき、アカウントとデータはいつでも削除可能。ソースコードは Apache-2.0 ライセンスで GitHub に公開されており、誰でも監査・改変・自己ホストができます。機能ではなく透明性で信頼を示すツールです。
履歴書とアカデミックCVの違いは何ですか?
一般的な履歴書(就活用)は職歴を1〜2枚にまとめるものですが、アカデミックCVは論文・学会発表・獲得競争的資金・受賞・指導実績など研究活動の全記録です。ページ数に上限はなく、研究者としてのキャリアすべてを網羅します。
SigmaCV は完全無料ですか?
個人利用は完全無料です。ソースコードも Apache-2.0 ライセンスで公開されています。
ORCIDに登録されていない論文は取り込めますか?
DOIを直接入力することでOpenAlexからメタデータを取得し、手動で追加できます。また、SigmaCV はORCIDに登録されていない論文もOpenAlexのデータから補完しようとします。
引用スタイルはどのくらい選べますか?
CSL スタイルリポジトリに収録されている数千種類のスタイルから選択できます。APA・Vancouver・Nature・Chicago など主要スタイルはもちろん、日本語論文誌のスタイルにも対応しています。
競争的資金の情報も自動で取得されますか?
NIH・NSF・ERC・UKRI などの主要ファンダーの助成情報はOpenAlexやCrossref経由で自動取得されます。取得できた場合はCVのグラント欄に自動で追加され、確認後に公開・非公開を選べます。